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修業記録(記LOG)

新築現場【X】

基礎(掘削、砕石敷)【X-1】

ここは、少し珍しい現場です。
物置の新築現場です。物置とは言え、結構な金額の物置だそうです。
土木関係のお仕事をされている方の物置だそうです。

先づは手作業で基礎打設のために大まかに土を取り除きました。

パワーショベル(ユンボとも言います)、登場です。 ちなみに、ユンボ(Yumbo)はもともとフランスのSycum社の製品名称です。建設業界では、どのメーカーのものでもユンボと言う人が多いです。私もときたま言っていましたが今初めて理由を知りました。例えば、最近はいなくなりましたが、私が大学卒業後間もない頃には「コピーをする」ことを「ゼロックスする」なんて言っていたオジサンがいましたが、似たような例ですね。あと、ホッチキスも似たようなもんでしょうか?
詳しくは、http://wis.max-ltd.co.jp/op/h_story8.pdfを参照にしてください。

パワーショベルで効率よくあっという間に作業を行います。

ということで、ほぼ終了。

砂利の敷設が終わりました。


基礎(配筋)【X-2】

防湿シートを覆い型枠設置も終わり、いよいよコンクリートを打設します。


基礎(打設)【X-3】

この現場は家ではなく物置なので蓄熱式床下暖房は設置されていません。

コンクリートを打設する際にコンクリートに空洞が生じないように隙間なく均一にするために”バイブレーター”を使って作業を行います。でも、あまり”バイブレーター”を使いすぎると砂利などの骨材が逆にコンクリートの底部に片寄って落ちすぎてしまうので”頃合い”が重要です。基礎工事職人の腕の見せ所の一つでしょう。


コンクリートの打設が終わり、土間部分をトンボでならしています。それで、この写真を見てもらうと分かるのですが、この現場では基礎の立ち上がり部分がなく型枠一杯にコンクリートを打設しました。これは、この建築物が物置であるため床下に潜る必要がないので土間コンクリートに直接土台を敷く構造を採用したためです。でも、この作業、結構困難なんです。というのも、立ち上がり部分がないので特に中央部分の水平を取るのが一苦労なんです。なんせ直接この上に土台を置くのできちんと水平を取らないと土台敷きの際にまた大変なので丁寧に仕上げていき、最後に土台を緊結するボルトを埋めていきます。

基礎の養生期間に入りました。土木関係のお仕事をされている方が施主なので施主の依頼により養生期間は、な、な、なんと1週間です。通常は2~3日間です。養生期間を長く取ると強固な基礎になるんです。

この間、物置なので配管設備とかはないので、この現場は当然ながら何も動きありません。


木工事【X-4】

1週間後、プレカット材の搬入が始まりました。

やっと基礎の養生が終わり型枠を外すとこのような感じで住居用の基礎とはだいぶ様相が違うのがお分かりになるかと思います。まっ平らなただのコンクリートの塊っていう感じですね。いよいよ建て方工事が始まります。木工事は大工の佐藤さんと佐藤さん(佐藤さんのお姉さんの夫; つまり義理の兄弟ですね)がやってくれました。この佐藤さんと佐藤さんがもともと縁戚関係にあったのか、たまたま同姓だったかどうかは知りません。
この佐藤さん(最初の佐藤さんの方)と少しお話をしました。佐藤さんはとにかく家を造ることが楽しくて楽しくて仕方ないそうです。冬場は福島では家の建築は降雪と寒さの関係で仕事が減るそうなので冬場は東京に行って仕事したいと話されていました。船橋に親戚があるのでそこに寝泊りするから船橋から町田や相模原まで行きますとか言っていました。(船橋は遠過ぎますと伝えました。でも、「何とかおっかなびっくり首都高乗って行きますから?」と福島弁で言ってくれました。ありがたい一言です。) 佐藤さんが本当に東京に来てくれるかどうかは別として、カナヤホーム・レジデンシャルでもこのような大工さんに家作りを担当してもらおうと考えています。


あっという間に足場が組まれ、あれよあれよと梁と桁まで架かりました。

そして、2階の床合板を張っていきます。


上棟【X-5】


雲行きが怪しくなってきました。この日は雪の予報です。上棟をこの日に予定していましたが、それこそ雲行きが怪しくなってきたので降雪除けのための養生をしました。そして、1日遅れの上棟です。(写真右は翌朝の写真です。)


年末年始を東京で過ごすため一旦帰って、数週間ぶりに戻ってきたらもうほとんど外装は出来上がってしまい、足場の解体作業を行っていました。立派な物置の外観が現れてきました。


でも、中はまだまだこんな状態です。

ここで、日程的な都合で今回の修行は修了です。

【後記】
たまたまですが、このような物置の建築に遭遇することができて良かったです。特に基礎部分の工事に立ち会うことができて何よりも私にとっては収穫でした。


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